鉄拳 ストーリーまとめ

ストーリー

 

 最終更新日: 2024年02月18日

【鉄拳】メインストーリーまとめ|三島・風間による争いの歴史(鉄拳7まで)

鉄拳のストーリーについて、内容のあらすじやネタバレをまとめています。初代から鉄拳7までの時系列で振り返っているので、一八や平八などの歴史を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

ストーリー・優勝者の早見表

タイトルあらすじ・大会の優勝者
鉄拳
(初代)
三島財閥を強化するため、三島平八が格闘家の集う大会を開催。
平八の息子・一八が優勝し、昔の仕返しに平八を崖から投げ落とす。
鉄拳2平八にとどめを刺すため、一八が大会を開催。
平八が優勝し、一八をマグマに投げ落とす。一八と風間準の子・風間仁が誕生。
鉄拳3格闘家の命を脅かす闘神(オーガ)が出現。オーガを捕らえるために平八が大会を開催。
仁が優勝し、平八を崖から突き落として失踪。
鉄拳4強さを求めてデビル因子を欲した平八が、生きていた一八をおびき出すために大会を開催。
平八が勝ち残ったため、優勝者は無し。その後、仁が一八と平八を倒して失踪。
鉄拳5三島家の爆破により、平八の父・仁八が復活。仁八が強者の魂を求めて大会を開催。
仁が優勝し、三島財閥の頭首となる。
鉄拳6仁が突如として戦争を起こし、一八(G社)の動向を見て大会を開催。
最後は仁とアザゼルが刺し違え、三島財閥は頭首不在に。優勝者なし
鉄拳7平八が三島財閥に現れ、頭首の座を取り戻す。一八との決着をつけるべく大会を開催。
一八が勝利し、平八をマグマに投げ落とす。優勝者なし?(開催中止)

詳しいストーリーは以下に記しますが、簡単にまとめると三島平八・三島一八・風間仁3代親子喧嘩です。その規模は「鉄拳6」から拡大し、世界を巻き込む大戦争と化しています。

鉄拳1:一八の復讐劇

鉄拳1

三島財閥の頭首・三島平八は財閥を強化するため、世界の格闘家を集めるトーナメントを開きました。大会名はThe King of Iron Fist Tournament(鉄拳王トーナメント)。莫大な優勝賞金をかけて、世界各地で戦いが繰り広げられます。

その中でも平八の息子・三島一八は、父親に復讐を果たす一心でこの大会に参加します。幼少期から平八に武術を教え込まれた一八ですが、修行の一環として崖から落とされたこともあり、平八を深く恨んでいました。

大会の優勝者は三島一八。最後に待ち構える平八を倒した一八は、幼少期にされたのと同じように平八を崖から投げ落とし、見事な復讐を果たしました。

鉄拳2:平八の逆襲

鉄拳2

三島財閥の頭首になった一八は、平八にとどめを刺すべく、再びThe King of Iron Fist Tournamentを開催しました。一方、崖から落とされても生き延びた平八は、一八を倒して頭首に復帰するため、ペットのクマとともに鍛え直して大会に参加します。

今回の参加者の一人・風間準は、保護動物を密輸しているという一八を捕らえるために参戦。また、神秘的な力(デビル)に取り憑かれた一八を解放する目的もありました。

準は、平八よりも先に一八の前に現れますが、彼が持つデビルの力に吸い込まれた結果(※)一人の子を授かります。産まれてきたその子はと名付けられ、故郷の屋久島で穏やかに暮らし始めました。

※当時は「一八に吸い込まれた」という曖昧なニュアンスでしたが、現在は「互いに惹かれ合った」とされています。

大会の優勝者は三島平八。鍛え直した平八は、デビル化した一八をも倒して三島財閥の頭首に返り咲きます。そして昔のように一八を崖から投げ落とし、今度はマグマへと沈めてしまいました。

鉄拳3:風間仁と闘神

権力を取り戻した平八は、前頭首の一八が起こした戦乱を自ら収め、世界は平和を取り戻しつつありました。しかし古代遺跡に眠っていた闘神(オーガ)の復活が、再び混乱を招いてしまいます。

オーガ 鉄拳3
▲オーガ

 

オーガに壊滅させられた財閥の鉄拳衆。平八は悲しむと同時に「オーガの力を手に入れれば、世界征服も夢ではない」とかつての野望を思い出します。オーガの標的が強い魂と知った平八は、強者が集うThe King Of Iron Fist Tournamentの開催を決め、オーガを倒した者が優勝としました。

3-1.準が行方不明に

準 行方不明

準に愛情を込めて育てられ、15歳になった風間仁。その頃に起こっていたのは、オーガによる格闘家たちの失踪事件でした。危険を感じていた準の予想は的中し、オーガが森林をなぎ倒して2人に襲いかかり、仁は意識を失ってしまいます

仁が目を覚ました時には準の姿は無く、2人で暮らした屋久島も焼き払われていました。準から「自分に何かあった時は平八の元へ」と言われていた仁は、オーガを倒すための教えを平八に乞います。そして19歳になった仁は、母親の仇を討つべく大会に参加しました。

3-2.大会の結末

仁 オーガ

仁は大会を勝ち上がり、オーガが待つ遺跡に辿り着きます。そこでは、オーガが倒した平八を取り込み、第二形態のトゥルーオーガになっていました。化け物の攻撃に苦しむ仁でしたが、なんとか倒すことに成功します。

従って大会の優勝者は風間仁ですが、意識を取り戻した平八と鉄拳衆の銃撃に遭ってしまいます。平八の目的は「格闘家たちをダシにオーガをおびき寄せること」なので、オーガを倒してくれた仁は平八にとって用済みでした。

平八が立ち去ろうとした瞬間、仁の内なるデビル因子が覚醒。仁は鉄拳衆を倒して平八を遺跡から突き落とし、黒い翼を広げて飛び去っていきました。なお、オーガの第一形態はポールが倒しており、優勝者は自分と言い張っていました。

鉄拳4:三つ巴の親子喧嘩

三島財閥の地位は保ったものの、オーガの捕獲には失敗した平八。その後、平八はオーガの痕跡から研究を進め、オーガの遺伝子を利用するにはデビル因子が必要と知ります。平八にはないデビル因子を持つ者といえば、平八の子孫である一八です。

しかし、仁は「鉄拳3」から消息が掴めず、一八は「鉄拳2」でマグマに捨てて死んだはず。平八は一八の遺体を利用しようと考え、一八の身体を研究しているG社に行き当たり、その研究所を標的としました。

4-1.生きていた一八

生きていた一八

G社への侵攻を進める鉄拳衆でしたが、突如現れた1人の男に蹴散らされてしまいます。平八がモニターを見ると、映っていたのは死んだはずの一八。一八はG社に身を委ねて蘇生し、自身とデビルを統合して平八を倒す計画を立てていました。

そんなG社が襲われて計画が狂った一八は、怒りのままに鉄拳衆をなぎ倒して姿を消します。平八は取り逃した一八をおびき出すため、The King Of Iron Fist Tournamentの開催を決めたのでした。

4-2.仁の捕獲と大会の結末

仁 捕獲

一八vs平八が再燃する中、この大会には仁も参加していました。仁は「鉄拳3」で裏切られた平八はもちろん、自身にデビルの血を継いだ父・一八も恨んでいました。しかし、一八との試合前に鉄拳衆に捕まり、三島家に連れ去られてしまいます。

残された一八は不戦勝となり、平八が待つ決勝戦へ進みます。決勝戦では主催者の平八が勝ったため、優勝者なしという形で終わりました。

4-3.3人の親子喧嘩

3人の親子喧嘩

平八は仁と同じように一八を捕らえるため、三島家へと連れて行きます。一八としても、仁に分離したデビル因子を取り戻すため、平八の後をついて行きます。三島家の本丸に着くと、そこには鎖で吊るされた仁がいました。

仁を前にしてデビルの力を強める一八は、ひと睨みで平八を吹き飛ばします。そして仁を鎖から解放し、直接殺すことで本来の力を取り戻そうとしました。しかし仁の復讐心も強く、この戦いは仁が制しました。

続けて、デビル因子の捕獲を狙う平八も立ちはだかりますが、これも仁が勝利。そして平八にとどめを刺そうとしますが、その瞬間に見えたのは母・風間準の幻影。手を止めた仁は、

風間仁

母さんに…風間準に感謝しろ

と言葉を残し、デビルの翼を広げて飛び去りました。

鉄拳5:平八死亡(?)と仁八復活

鉄拳5

仁に倒された一八と平八の前に、G社が送り込んだジャックの大群が飛び込んできます。G社は「鉄拳4」で襲ってきた平八に報復し、争いの火種となった一八も始末するつもりでした。突然のピンチを迎えた親子は、不本意ながらも共闘して敵を倒していきます。

しかし続々と送り込まれるジャックに対し、疲れが見えてきた平八。一八はその隙を突いて平八をジャック達の中に放り投げ、三島家を後にしました。捕まった平八はジャックの自爆に巻き込まれ、本丸ごと吹き飛ばされてしまいました。

レイヴン

Heihachi Mishima
… is dead.
(三島平八は死んだ)

平八が生きていることは個別のストーリーで判明しますが、正史では一度死亡したことになっています。

5-1.仁八による大会開催

三島仁八

平八の死は世界的なニュースとなり、三島財閥は終わったかと思われました。しかし何者かが財閥を乗っ取り、The King Of Iron Fist Tournamentの開催を告げます。その人は、本丸の地下から蘇った平八の父・三島仁八でした。

初代「鉄拳」より昔から、平八によって三島家の地下に幽閉されていた仁八。しかし、例の爆発によって数十年ぶりに目を覚ましました。悪霊に取り憑かれた仁八は、強者の魂を喰らうために大会を開きますが、本心では誰かに倒されて成仏することを望んでいました。

5-2.大会の結末

風間仁

大会の優勝者は風間仁。仁はデビル化に抗って自我を保ち、デビルの血を絶つために大会へ参加しました。

最後は曽祖父にあたる仁八を倒し、新たな三島財閥の頭首となりますが、一八と平八への復讐は果たせないままでした。仁は財閥の椅子に座り、不敵な笑みを浮かべて次の行動に出ます。

鉄拳6:世界規模の戦争へ

鉄拳6

権力を手にした仁は、鉄拳衆を利用して情報操作を始め、突如として世界への宣戦布告を行います。混乱に陥った世界は犠牲者が後を絶たず、三島財閥が完全に支配していました。その対抗勢力となったのが、一八率いるG社です。

自分を裏切ったG社幹部を殺し、組織を裏から支配していた一八は、仁の首に莫大な報奨金をかけます。一方の仁は、一八の動きを待っていたかのようにThe King Of Iron Fist Tournamentの開催を告げました。

▼全6編

6-1.ラース・アレクサンダーソン

ラース 鉄拳6

三島財閥の将校であるラースは、暴走する財閥へのクーデターを実行。ラースが部下を率いて財閥の研究所に攻め込むと、そこには謎の少女アリサ・ボスコノビッチが眠っていました。

困惑するラースは、G社のジャック軍団による襲撃に巻き込まれ、ふらついた拍子にアリサを起動してしまいます。衝撃で記憶が飛んでしまったラースは、警戒すべきアリサを連れ、今にも崩れそうな研究所から脱出しました。

その後、ラースの仲間である東郷も研究所に着きますが、そこには部下の亡骸とジャックだけが倒れていました。東郷の心配をよそに、ラースはおぼつかない記憶のままアリサと行動し始めます。

6-2.平八との出会い

ラース 平八

一八と仁が争う世界情勢について調査を進める中で、ラースは平八に出会い、すぐさま戦闘が始まります。すると、ラースは戦いの中で記憶を取り戻します。ラースという人間は、平八が自分にデビル因子があるかを確かめるべく、スウェーデンで作った隠し子でした。

リー・チャオラン

さらに三島家の情報を集めるため、ラースたちはリー・チャオランのもとを訪れます。平八に捨てられた過去を持つリーは、三島家への恨みを晴らすため、独自で三島財閥とG社を調査していました。リーは、同じ目的を持つラースの申し出を快諾しました。

そんなリーのもとへ、G社に潜入していた協力者がトラブルに遭ったとの一報が入ります。その協力者、ジュリア・チャンを助けるため、ラースたちはG社へと向かいました。

6-3.G社・三島財閥での攻防

G社

ジュリアを救出したラースたちは、リーや東郷の協力もあって三島財閥の前線を攻め落とします。その後、再びG社に攻め込んだラースでしたが、G社幹部のアンナによって包囲されてしまいます。

そこに東郷たちが駆けつけ、アンナの部下を引き付けている隙に、ラースとアリサはG社のタワーへと潜入します。しかし、肝心の一八は取り逃がしてしまい、東郷は激闘の末に命を落としてしまいました。

6-4.アリサの正体

仁 アリサ

東郷の無念も背負い、仁が待つ三島財閥へと向かうラースとアリサ。突如現れたレイヴンの助けもあり、護衛として立ちはだかるニーナや巨大ロボNANCYを退け、2人はついに仁の前に辿り着きます。しかし、手強い仁を倒すことはできませんでした。

なおもラースは食い下がりますが、ここで仁はアリサに命令を下し、目の色を変えたアリサは突然ラースを攻撃し始めます。アリサの正体は、仁の護衛用に造られたアンドロイドでした。ラースは不本意ながらも、自分に向かってくるアリサを撃退します。

アリサはその場を離れ、ラースは後から追ってきたレイヴンと合流します。2人は、仁と一八が向かったとされる砂漠の神殿へと向かいました。

6-5.仁が戦争を起こした理由

仁 ラース

三島の血を滾らせたラースは、一八を退け、神殿の最深部に眠っていたアザゼルをも倒します。そして再び現れたアリサも倒し、彼女との別れを惜しみつつ再び仁の前に立ちます。仁は、アザゼルの存在や戦争を起こした理由について語り始めました。

アザゼルの正体は、これまで現れたデビルオーガの元凶であり、実体化させるには膨大な負のエネルギーを必要とします。そのために仁は戦争を起こし、実体化したアザゼルを倒すことで、デビルの根源を絶とうとしました。

アザゼルはデビルの血を持つ者にしか滅ぼせないため、ラースに倒されてもすぐに復活しています。仁はアザゼルを倒すという使命を果たすため、ラースの制止を振り払ってとどめを刺そうとします。両者は激しくぶつかり、神殿ごと吹き飛ばす衝撃が起こりました。

6-6.大会の結末

仁 アザゼル

仁が始めた戦争は一区切りついたものの、大会の結末は明らかになっていません。主催者の仁はアザゼルと刺し違えて消息不明となり、最後に仁と接触したラースは、レイヴンとともにヘリで神殿を立ち去りました。

仁はもちろんラースにとっても、三島家との決着は残されたまま。一八と平八はあまり存在感が無かっただけに、次の展開が待たれるラストでした。

鉄拳7:一八と平八の最終決戦

鉄拳7

三島財閥の頭首・が突然消え、情勢は一八率いるG社に傾き始めます。財閥ではニーナが指揮を取って仁を捜しますが、なかなか消息を掴めず。そこに殴り込んできたのは、かつての頭首・平八でした。

平八はニーナたちを退けて頭首に復帰し、三島財閥を急速に立て直すと、The King Of Iron Fist Tournamentの開催を告げます。その目的は、憎き一八を完全に消し去ることでした。

▼全6編

7-1.平八の企み

平八 三島財閥

前頭首の仁が戦争を起こしたため、三島財閥は信頼を大きく失っていました。その信頼を取り戻して世界を掌握すべく、平八は手始めにイタリアへ向かい、最強エクソシストのクラウディオに接触します。

純粋な人間である平八は、G社の一八が凶悪なデビルということを世界に知らしめ、三島財閥に支持を向けようと企んでいました。デビル討伐という同じ目的を持つクラウディオは、平八に屈服して三島財閥への協力を始めます。

デビルの存在を決定付けるには、一八だけでなく仁も必要と考えた平八は、引き続き仁の捜索を続けました。

7-2.ラースとリーの動き

平八と同じく仁を捜していたラース。仁の姿は中東の市場で見つかり、三島財閥の鉄拳衆が捕まえにかかります。しかし、そこにラースも現れたことで銃撃戦となり、撃ち勝ったラースは仁を車に乗せて去っていきました。

その頃、リーは自身の研究施設にて、ラースとの戦闘で倒れたアリサを保護。目を覚ましたアリサは、一度はリーに襲いかかるものの、戦いの衝撃でリーの顔を思い出します。そして、信頼していたラースとの不本意な別れも思い出しました。

アリサ リー

ラースは仁を連れてリーの施設に帰還し、アリサとの再会を果たします。仁は一命を取り留めたものの、アザゼルとの死闘で消耗し、目を覚まさない状態でした。

そこに三島財閥を率いてニーナが現れ、仁を強奪すべく襲いかかります。一時は仁を連れ去られそうになりますが、リーが巧妙な作戦で奪い返し、寝たきりの仁ごと居場所を移すことに成功しました。

7-3.豪鬼現る

豪鬼

仁を取り逃した平八は、三島道場で静かに機を見計らっていました。そこに突然現れたのは豪鬼。それとは無関係に、G社が送り込んだジャックも現れたため、図らずして2人は共闘することになります。

その力に感心した平八は、彼に名前を問います。

豪鬼

我が名は豪鬼。
一美殿の願いに従い、
うぬ(平八)と三島一八に
死をもたらす者

豪鬼の口から出たのは、遥か昔に死んだ平八の妻・三島一美の名前でした。それを聞いた平八は戸惑いつつ、豪鬼の宣戦布告に受けて立ちますが、その力に圧倒されてしまいます。この2人のやり取りは、ジャックを通して一八も見ていました。

7-4.三島財閥vsG社

一八 鉄拳7

平八を倒した豪鬼は、続けて一八の待つG社へと向かいます。またその頃、豪鬼に負けた平八が死亡というニュースが流れ、一八は警戒を強めていました。

しかし、すべては平八の策略でした。平八死亡という嘘のニュースで世論はG社に傾くものの、力のある豪鬼に対して一八はデビル化する。その姿を全世界に流せば、今度はG社への信頼が地に落ちる。この作戦は見事にハマり、G社への風当たりは強くなりました。

デビル一八

とどめに平八は衛星兵器からビームを放ち、一八と豪鬼をG社もろとも吹き飛ばすことに成功。これで平八は勝利を確信しますが、お返しに一八は宇宙に向かってビームを放ち、衛星兵器の墜落に成功します。

三島財閥に信頼が戻ったのも束の間、今度は「三島財閥が衛星兵器を墜落させた」というニュースが流れ、またまた情勢はG社へ…。怒りに震える平八は、三島家の過去をすべて晒した上で、自らの手で一八を殺す決断をしました。

ここで、ある1人の記者が真実を確かめるべく、三島財閥への取材を申し出ます。一度は断られたものの、平八が直接受け入れたことで取材が成立し、平八はその記者にすべてを語り始めました。

7-5.一美との過去

平八 一美

その昔、旧姓八条一美は三島道場を訪れ、平八との稽古に明け暮れていました。次第に惹かれ合った2人は結婚し、息子の一八も生まれて幸せでしたが、一美はある日高熱を出して倒れてしまいます。平八は急いで看病しますが、目を覚ました一美は、なぜか平八を殺そうとしました。

しかし、一美は熱が下がるといつも通りに戻っており、平八は疑問を抱き続けていました。またある日、一美は平八の前に現れ、ついに本性を現します。

三島一美

我ら八条家は、貴様のような
人間を消すために
太古から存在しておる!

 

デビル一美

危険人物である平八を殺すため、三島家に送り込まれたのが一美でした。平八はデビル化した一美に襲われるものの、引けを取らず返り討ちし、最愛の一美を殺してしまいました。

父が母を殺したことを知り、幼少期の一八は平八に怒りをぶつけますが、平八は容赦なく一八を叩きのめし、最後は崖から落としてしまいます。その理由は、一八にデビルの血が流れているかを確かめるためで、崖から落ちても一八が生きていれば人間ではない=デビルと判断できました。

そんな”忌み子”の一八を殺さなければならない。すべてを話した平八は記者を追い出し、一八との最終決戦に臨みます。

7-6.最後の親子喧嘩

親子喧嘩

燃え盛るマグマに囲まれ、数年ぶりに対面した父と息子。デビル化して猛攻を続ける一八に対して、平八も人間離れした肉体でしぶとく対抗します。

激しい技の応酬で一八のデビル化は解け、平八もかなり消耗しますが、どちらかが死ぬまで殴り合いは続く。そんな死闘の末、最後に立っていたのは一八。一八は、息の根を止めた平八をマグマに投げ落とし、ついに親子喧嘩は終結しました。

ラース 戦争

しかし、平八が消えてもG社は戦争を止めず、一八は世界制服を進めていました。惨状を見つめるラース、アリサ、リーの後ろで、1人の男が目を覚まします。戦争終結と一八への復讐、その使命は風間仁に託されました。鉄拳8に続く…

メインキャラ・組織の紹介

鉄拳のストーリーで中心となる三島・風間の一族と、3つの組織について紹介しています。

三島家

三島家 仁
キャラクター関係性・ストーリー
三島仁八
三島 仁八
平八の父
平八によって幽閉されたが「鉄拳5」で蘇り、仁に倒されて成仏した
三島平八
三島 平八
一八の父
一八や仁との親子喧嘩を繰り返し、自身の地位やデビルの根絶などを賭けて戦った。鉄拳7で一八に敗北し、死亡?
三島一美
三島 一美
一八の母
一八と仁に流れるデビルの血の元凶
平八と結婚したが、真の目的は危険人物である平八を殺すこと。しかし返り討ちに遭い、平八の手で殺された
三島一八 鉄拳8
三島 一八
風間仁の父
母自分に酷い仕打ちを行い、母の一美まで殺した平八を強く恨んでいた。鉄拳7で平八を葬り、世界を征服しつつある
ラース 鉄拳8
ラース・アレクサンダーソン
平八の隠し子
平八にデビル因子があるかを確かめるため、スウェーデンで作られた子供(平八にデビル因子は無く、ラースにも無い)
仁と結託して一八に立ち向かう
リー 鉄拳8
リー・チャオラン
平八の養子
三島家の養子として過酷な環境で育ち、捨てられたことから、一八と平八を憎んでいる
ラースや仁たちと協力し、一八に立ち向かう

風間家

風間家
キャラクター関係性・ストーリー
風間準 鉄拳8
風間 準
仁の母
一八との間に仁を授かり、愛情を込めて育て上げた。しかし「鉄拳3」で行方不明に。死亡説もあったが「鉄拳8」で姿を現した
風間仁 鉄拳8
風間 仁
一八と準の子
準を失い、平八に裏切られ、一八から悪しきデビルの血を継がれ…さまざまな想いを胸に戦う男。一八との決着をつけるべく立ち向かう
飛鳥 鉄拳8
風間 飛鳥
準の姪仁の従兄弟
メインキャラ2人と同じ名字を持つが、あまり関係性はない
「鉄拳5」ではデビル化した仁の身体に触れ、元の姿に浄化する力を見せたが、あまり触れられず?
 

三島財閥

三島財閥

初代鉄拳から存在し、ストーリー上の大会を開催していた三島財閥。かつての頭首三島仁八を幽閉し、初代では平八が頭首に就いていた。その後は、息子の一八や孫の風間仁を相手に、トップの座を奪い合っていた。

鉄拳7では頭首の平八が死んでしまい、事実上壊滅したと思われる。

G社

G社

G社は「鉄拳2」でマグマに落とされた一八を蘇らせ、その肉体を保管していた遺伝学の研究施設。しかし、一八に乗っ取られた今は、世界を侵略する悪の組織として確立している。

ヴァイオレット・システムズ

ヴァイオレットシステムズ

リー・チャオランの偽名「ヴァイオレット」を冠し、三島財閥やG社に独自で抗う組織。リーは平八の養子として迎えられ、過酷な環境で育った過去を持つため、三島家への恨みがある。

三島財閥が崩れた今は、G社に対抗できる一大勢力と言える組織。同じ目的を持つラースアリサなども協力し、今はラース筆頭の反乱軍として存在している。

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