鉄拳8の新システム「ヒート」の攻略情報をまとめています。ヒートの発動方法や、ヒートスマッシュ・ヒートダッシュなども解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ヒートシステムの概要(ヒートタイマー)

「ヒート」はキャラクターの攻撃を強化する、鉄拳8の根幹と言えるシステムです。1ラウンドに1回ヒートを発動でき、一定時間のヒート状態に突入します。

体力バーの下に見える水色のゲージが、ヒート状態の残り時間を表すヒートタイマー(最大15秒)です。ヒートを発動するとタイマーが減っていき、0になるとヒート終了。次のラウンドが始まったらヒートは復活します。
また、自分か相手の攻撃がヒットしている間と、相手のダウン中はタイマーが止まります。自分から攻めることでヒート状態を維持しやすく、相手もダウンしたままやり過ごすことはしにくいシステムです。

ヒート状態での強化要素として、ヒートスマッシュを筆頭に強力な技を使えたり、ガード削りダメージを与えたりできます。さらに自分の体力を回復したり空中コンボに組み込んだり、ヒートの使い方は奥が深く、勝敗を左右するスキルと言えます。
ヒートの発動方法
ヒートの発動方法は、全キャラ共通でヒートバーストとヒート発動技の2種類です。それぞれの狙い方や、発動後の状況はまったく異なります。
①ヒートバースト

技名/コマンド/判定 | 詳細 |
---|---|
ヒートバースト ヒート発動可能時に ![]() 中段 | ・全キャラ共通、ヒート状態になるコマンド。 ・攻撃の発生は16F。7Fでパワークラッシュ状態になり、相手の打撃技(上段/中段)を受け止められる。 ・ガード時+1F、ヒット時+2Fと、自分が微有利な状況になる。 ・この技のダメージではKOできない。 ・ ![]() ![]() |
ヒートバーストは、全キャラが持つヒートの発動方法です。技のモーションやリーチの長さなど、細かいキャラ差はありますが、基本的な性能とコマンドは共通です。
これでヒートを発動した場合のヒートタイマーは10秒。最大の15秒よりも短くなりますが、手軽な1コマンドでヒート状態になれるのがメリットです。
②ヒート発動技

ヒート発動技は、各キャラに最低5つ割り当てられている固有技です。地上ヒット時のみヒートを発動し、自分の回復可能ゲージ(ガード削りダメージ)を30回復できます。
ヒット後は+9Fの有利な状況で、走り込む演出が入り、その際に/
/
のいずれかを先行入力しているとしゃがんだ状態で次の攻撃を繰り出せます。例外として、投げ技や構え移行などがヒート発動技の場合、ヒット後の状況はそれぞれ異なります。
これでヒートを発動した場合のヒートタイマーは、最大の15秒。手軽なヒートバーストに比べると技を当てる必要はありますが、そのぶんヒート状態を長く維持して攻められるのがメリットです。
ヒート中にできること
ヒート状態で使える技は、大ダメージを与えられたりガードされても有利だったり、強力なものが多いです。各キャラのヒート性能を理解し、技を使い分けることで勝利に近づけます。
①ヒートスマッシュ

ヒートスマッシュは、各キャラに1~2個ある必殺技のようなコマンドです。性能は全キャラ異なり、上段・中段・下段や、壁に貼り付けたりステージギミックの床を破壊したりと、キャラごとに個性があります。
全キャラ共通の要素として、コマンドはヒートバーストと同じ or「R1」で、使うとヒート状態が終了します。当たれば大ダメージを出せますが、強力なヒート状態を維持できないことには要注意。
②ヒートダッシュ

ヒートダッシュは、ヒートスマッシュと双璧をなす必殺技的なコマンドです。コマンドは各キャラのヒート発動技+で、ヒット時は空中コンボや追撃ができ、ガード時は+5Fの有利な状況かつ、通常よりもガード削りダメージが少し上乗せされます。
ヒートスマッシュに比べると若干複雑ですが、ヒートダッシュ時のコンボを覚えれば、ヒートスマッシュよりも高いダメージを狙うこともできます。また、ヒートスマッシュと同じく使用後はヒート状態が終了します。
③特定のコマンド技

ヒートスマッシュ/ヒートダッシュとは別で、各キャラが持つ固有技もあります。例えば、カズヤはデビル化して打撃技が強化されたり、キングは一部の投げ技がホーミング(横移動に強い)になったり、キャラの個性を伸ばしたものが多いです。
こうした技の多くは使うとヒートタイマーを消費しますが、中にはヒートタイマーを回復するメリット付きの技もあります。ヒートの残り時間を意識して技を打ち分けられれば理想的です。
④ガード削りダメージ(回復可能ゲージ)

鉄拳8では特定の技でガード削りダメージを与えられますが、ヒート中はすべての攻撃にガード削りダメージが付きます。体力バーには白(透明)ゲージで表されます。ガードだけでKOには出来ませんが、確実にプレッシャーを与えられるシステムです。
削りダメージの割合は、通常ヒットで与えるダメージの20%分です。また、ヒート状態でなくても削りダメージを与える特定の技については、ヒート中でも削りダメージは増えません。
⑤体力の回復量アップ

鉄拳8のシステムとして、ガード削りダメージ(回復可能ゲージ)は自分の攻撃をヒット/ガードさせると回復できます。ヒート中はその回復量が多くなるのも特徴です。
また、空中コンボで受けたダメージの一部は通常時でも回復可能ですが、ヒート中はその量も多くなります。さらに、ヒート中なら地上で受けたダメージの一部も回復可能になるため、ヒートは回復による逆転を狙いやすい状態でもあります。
ヒートで攻めつつ回復も意識するのは上級者向けですが、安定して勝つためのポイントとして頭に入れてみましょう。
ヒートの応用・活用例
ヒートシステムのポイント | 詳細 |
---|---|
①ヒート発動のタイミング | ・相手の体力を半分ほど減らしたら発動し、残りはヒート状態で確実に倒し切る。ヒートダッシュからのコンボやガード削りなど、強力な攻めを活かそう ・相手の攻撃に押されてガード削り(回復可能)ダメージを負ったら、ヒート発動技を当てて回復を狙う。攻め込まれてもヒートで逆転してみよう ・序盤から発動してアグレッシブに攻める手もあるが、相手にヒートを温存されて逆転される危険性もある。ヒート発動のタイミングも、対戦相手との駆け引きの一部と言える |
②体力を意識したヒート活用 | ・上記の通り、ヒート発動技ヒット時の回復は大きいので、攻め込まれても諦めない。空中コンボやガード削りダメージは痛いが、基本的に耐えれば回復可能ゲージが残る ・ヒート中は固有技が強いだけでなく、自分の攻撃をヒット/ガードさせた時の回復量も多くなるので、とにかく攻めたい。また、空中コンボ中のヒートバーストは安全かつコンボが伸びるだけでなく、ヒット数が多いので回復もしやすい |
③ヒートタイマーを無駄にしない立ち回り | ・ヒートスマッシュ/ヒートダッシュは強力だが、使うとヒート状態が終了してしまうので、自分のヒートタイマーや相手の体力が多めに残っている状態で使い切ると勿体ない。ヒートタイマーを消費する固有技も然り ・ガードされても体力は削れるので、基本はヒートタイマーを消費しない技で攻撃を組み立て、とどめにヒートスマッシュといった形を狙う |
ヒートの活用方法について、正解は1つと言い切れませんが、どんな形でも毎試合ヒートを使うことが重要と考えられます。ヒート未発動で負けてしまうことは避け、自分の攻めやコンボ、体力逆転などにヒートを活かしてみましょう。
ヒートシステムまとめ(早見表)

▶ヒートの発動方法は2つ
技名/コマンド/判定 | 詳細 |
---|---|
ヒートバースト ヒート発動可能時に ![]() 中段 | ・押せばヒート状態になる、全キャラ共通の1コマンド ・この技のダメージではKOできない。 ・ ![]() ![]() ・ヒートタイマー(ヒートの残り時間)は10秒になる。 |
ヒート発動技 (キャラごとに最低5つ割り当てられている固有技) | ・地上ヒット時のみ、ヒート状態になる(ガード時や空中ヒット時は不可) ・ヒートタイマーは15秒になる。 |
▶ヒート状態でできることは主に5つ
ヒート状態での行動(コマンド) | 詳細 |
---|---|
ヒートスマッシュ ヒート中に ![]() | ・各キャラの必殺技的なコマンド。ダメージが高く、ガードされても有利なことが多い ・使用するとヒート状態が終了する |
ヒートダッシュ 各キャラのヒート発動技+ ![]() | ・ヒット時は追撃や空中コンボ、ガード時は+5Fとなる強力なコマンド。コンボによってはヒートスマッシュよりもダメージが出る ・使用するとヒート状態が終了する |
特定のコマンド技 各キャラを参照 | ・一八のデビル化、キングの投げ技など、各キャラの個性を伸ばした強化技を使える ・使用時にヒートタイマーを消費する技が多いが、逆にタイマーを回復できるもある |
ガード削り(回復可能)ダメージ | ・ガード削りは特定の技にのみ付いているが、ヒート中はすべての技でガード削りが可能 |
体力の回復量アップ | ・自分が受けたガード削りダメージは攻撃することで回復可能だが、ヒート中はその回復量が多くなる ・自分が受けるガード削りダメージ自体も多くなる=回復可能な割合が増える |
ヒートシステムは一言で表すとキャラクターを大幅強化する要素ですが、ヒート発動のタイミングやヒートタイマーの管理、体力回復など考えることが多いです。
まずはガード削りやヒートスマッシュなど、比較的シンプルなところから試しつつ、その他の要素も実戦に取り入れてみましょう。ヒートシステムの理解は勝敗に深く関わるので、ぜひ各要素を覚えてみてください。
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