鉄拳8の新システム「ヒート」の攻略情報をまとめています。ヒートの発動方法や、ヒートスマッシュ・ヒートダッシュなどの新要素も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ヒートシステムとは?
「ヒート」とは、簡単に言うとキャラクターの攻撃を強化する、鉄拳8のバトルに欠かせない新要素です。1ラウンドにつき1回発動でき、攻撃が強化されるヒート状態に変わります。
▼ヒートタイマー
体力バーの下の青いゲージが「ヒートタイマー」で、ヒート状態の残り時間を示しています。発動後はタイマーが減っていきますが、自分が攻撃している/されている間と、相手のダウン中はタイマーが止まります。
発売前はヒートエナジーという要素もありましたが、なくなったので無視してOK
ヒートの発動方法
ヒート状態になる技は、大きく分けてヒートバーストとヒート発動技の2種類です。
ヒートバースト
ヒートバーストとは、一発でヒート状態になる打撃技のことです。ヒートバーストの性能は全キャラ共通で、以下の通り。
技名/コマンド/判定 | 発生/ダメージ | 備考 |
---|---|---|
ヒートバースト ヒート発動可能時 or「R1ボタン」 中段 | 16F/12D | ・で攻撃のみキャンセルし、その場でヒート状態になる ・パワークラッシュ(相手の上段/中段攻撃を受け止める)性能付き ・ヒートバーストのダメージではKO不可。 |
技のモーションはキャラごとに違いますが、全キャラが同じ性能で持っています。フレーム差はヒット時+2F、ガード時+1Fと、自分が少しだけ有利な状況になり、主に小技で攻めを継続できます。
これでヒートを発動した場合、ヒートタイマーは10秒。下記のヒート発動技では15秒になるので、少し短くなりますが、ヒート発動技は当てる必要があるのに比べると、その場でヒート状態になれるヒートバーストは便利な一発です。
ヒート発動技
ヒート発動技とは、各キャラが5つ持つヒート状態になれる固有技のことです。必ずヒートになるヒートバーストとは違い、こちらは立ち状態でヒットした場合のみヒートになります。
ヒット時は相手を後退させ、自キャラは自動で走り込んでいきます。フレーム差は+17F、確定の追撃はできませんが、完全有利で攻め込むチャンスです。また、ヒット時は自分に回復可能ダメージ(白、透明ゲージ)があれば、大幅に回復できます。
これでヒートを発動した場合、ヒートタイマーは15秒(MAX)です。ヒートバーストの場合は10秒と短いですが、ヒート発動技なら短縮されません。
※ヒット時は自動でヒート発動
ヒート発動技が当たった際は、任意でヒートを発動するかは決められず、自動でヒート状態になります。つまり、仁の胴抜きやポールの飄疾など、前作までの主要技がヒート発動になった場合は、今までと同じ感覚では使えません。
とはいえ、ヒート状態が強いことは間違いないので、ヒット後の動きまで考えていれば問題ないでしょう。
ヒート状態でできること
ヒート状態では、大きく4つの強化ポイントがあります。
- ヒートスマッシュ
- ヒートダッシュ
- 一部技のパワーアップ
- 回復可能ゲージの発生
ヒートスマッシュ
ヒートスマッシュは、各キャラに1~2個ある必殺技のようなコマンドです。コマンドはヒートバーストと同じまたは「R1ボタン」で、性能はキャラごとに違いますが、大ダメージの一発を繰り出せます。
非常に強力な代わりに、使用したらヒート状態が終了します。
ヒートダッシュ
ヒートダッシュとは、ヒート発動技と同じコマンドから走り込む技のことです。技のヒット/ガード時にを入れるとヒートダッシュが発動し、ヒット時は追撃可能、ガード時は+5フレームで接近できます。
こちらも強力な代わりに、発動するとヒート状態が終了します。
一部技のパワーアップ
ヒートダッシュ/スマッシュとは別で、固有技が強化されるのもポイント。例えば、ポールはホールド入力の技がガード破壊になったり、一八は最速風神拳が最速でなくても出せたりします。
これらの強化技を使うたびに、ヒートタイマーは少し多めに減ります。
回復可能ゲージの発生
▲体力バーの透明なゲージ
鉄拳8では、通常のダメージとは別に自力で回復できる透明なゲージも残ります。相手に回復可能ゲージが残るパターンは次の4つです。
- 相手のパワークラッシュ中に与えたダメージ
- 空中コンボで与えたダメージの一部
- 「ガード時削りダメージ」の技をガードさせたとき
- ヒート状態で攻撃をガードさせたとき
ガード時に与えられる削りダメージがあり、ヒート状態では全技のガード時に削りダメージを与えられます。ガードだけでKOにはなりませんが、確実にプレッシャーを与えられるシステムです。
◆回復方法
回復可能ゲージを満たす方法は、自分の攻撃をヒット/ガードさせることです。また、ヒート発動技がヒットすると大幅に回復したり、ヒート中は通常よりも攻撃時の回復量が多くなったりもします。
ヒートの活用方法
ヒート発動のタイミングや発動後の動きなど、実戦向けの内容を簡単にまとめています。
発動のタイミング例
タイミング | 詳細 |
---|---|
①最後の一押しにヒートバースト | ヒートを使わずにコンボや連携でダメージを与えたら、とどめにヒート ▼発動後の動きはこちら |
②攻め込まれている時にヒートバースト | ・困ったらパワークラッシュに頼って、相手の攻撃に割り込む ・ヒットでもガードでも微有利なので、立て直しに最適 |
③コンボ中にヒートバースト | ・空中でヒットすると相手を叩きつけて、さらにコンボがつながる ・浮かせてすぐヒートバーストを使うと、補正がかかってダメージが下がる。使うならコンボの〆や壁で |
④序盤からヒート発動技 | ・ヒート発動技が当たれば大幅有利、MAXの15秒でヒート状態に。ガッツリ攻められる ・逆にヒートバーストは10秒なので、序盤に切るのはもったいない。ただ、ヒート発動技が当たらなければ惜しまず使いたい。 |
⑤回復可能ゲージがある時にヒート発動技 | ・相手のコンボやヒート攻撃で受けた回復可能ダメージを回復させる ・スカし確定や連携など、各キャラの立ち回りでヒットを狙いたい |
▼体力回復はかなり大きい
ヒートは攻めの起点として超優秀ですが、ヒート発動技がヒットした際の体力回復という役割もあります。
相手のコンボを食らったり、ガードだけで削られてしまったりしても、逆転のチャンスは十分あります。ヒートタイマーも最大になるため、非常に美味しいです。
特に、相手のヒート中は守りに徹して削りダメージを受け入れ、相手のヒートが終わったらヒート発動技で逆転というムーブも可能。難しければ、シンプルにヒートバーストを使っても悪くありません。
発動後の立ち回り例
▲ガードだけでも大きく削れる
行動 | 詳細 |
---|---|
①とにかく攻撃 | ・ガードされても体力を削れるので攻め時。攻撃時の体力回復も通常より多め ・ヒートスマッシュ/ダッシュは簡単に切らず、まずは各キャラの強化技を活かして攻める |
②ヒートスマッシュは立ち回りにおすすめ | ・コンボの〆でもダメージは出るが、立ち状態で当てたほうが強い ・キャラによって性能差あり |
③ヒートダッシュはコンボにおすすめ | ・技によってはコンボ始動になりガードされても有利なので、ダメージを与えるチャンス ・トルネード→ヒートダッシュ→コンボ〆などでもダメージを伸ばせる |
ヒートスマッシュは、コンボに使ってもダメージ補正がかかり、意外と火力が控えめに。通常の立ち回りの中で発射したほうが大ダメージに期待できます。
ヒートスマッシュの狙い方はキャラ次第です。ヴィクターや一八などは下段で、ガード時は反撃されますが大きなプレッシャーを与えられます。大抵のキャラは上・中段でガードされても有利なので、こちらも強気に狙えます。
▼ヒートを絡めたコンボ例
ヒート活用のコンボなら、このような形でダメージを伸ばせます。途中でヒートバーストを使うとダメージ補正で火力が落ちるため、使うなら最後のほうがおすすめ。体力的に1コンボで倒し切れそうなら、コンボでヒートを使い切ってしまいましょう。
ヒートシステムまとめ(早見表)
◆ヒートとは?
→キャラクターの攻撃を大幅に強化するシステム。特定の技でヒート状態になれる。
▼ヒートの発動方法は?
技名 | コマンド | 備考 |
---|---|---|
ヒートバースト | ヒート発動可能時 or R1ボタン | ・全キャラ共通、1発でヒート状態になる単発技 ・ヒートタイマー(ヒートの残り時間)は10秒になる |
ヒート発動技 (1キャラにつき5個) | 各キャラを参照 | ・立ち状態でヒットするとヒート状態になり、自動的に相手を後退させて走り込む ・ヒートタイマーは15秒になる |
▼ヒート状態で何ができる?
技名 | コマンド | 備考 |
---|---|---|
ヒートダッシュ | 各キャラのヒート発動技にを追加入力 | ・ヒート発動技と同じコマンドで勢いよく走り込み、ヒットで追撃可、ガードされても有利 ・ヒート状態が終了する |
ヒートスマッシュ | ヒート中 or R1ボタン | ・各キャラの必殺技と言える一撃 ・ヒート状態が終了する |
(一部技のパワーアップ) | 各キャラを参照 | ・キャラクターの個性を伸ばす強化技 ・使うたびにヒートタイマーが少し多めに減る |
(回復可能ゲージの発生) | すべての技 | ・攻撃をガードされても体力を削れる ・回復するには、自分も攻撃をヒット/ガードさせる必要がある |
覚えるまで少し時間を要しますが、とにかくどのキャラにとっても大幅強化になり、簡単に攻めやすくなるのがヒート状態です。コンボや立ち回りに上手く組み込んで、アグレッシブな試合を楽しみましょう。
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