鉄拳8の追加ストーリー(エピソード)について、ネタバレで内容をまとめています。ストーリーの内容だけ気になる方や、話を振り返りたい方はぜひご一読ください。
※タイトルの通り「鉄拳8」のストーリーに関するネタバレを含みます。
メインストーリーのあらすじ

三島平八を倒し、この世界を支配し始めていた三島一八。それを止めるべくラース率いる反乱軍は、一八の子である風間仁を中心として立ち上がる。すべてはデビルの根絶、そして平和を守るため…
世界中の人間を巻き込み、宇宙にまで発展した親子喧嘩、最後に立っていたのは仁だった。悪しきデビルの血を絶ち、平穏な日常が戻ったはずだが…その裏で動き始めた計画は、再び世界を脅かすかもしれない。
新章”Unforgotten Echoes”
2024年10月追加、メインストーリーの裏側を描いた新エピソード。死んだはずの三島平八がどうして健在なのか、その経緯に迫る。
1.エディとリディアの活躍

かつて三島財閥の頭首だった仁に従い、戦争に加担していたエディ。自身の師を救うため、一八を倒すため…複雑な思いを胸に戦っていたが、一八に敗れて命を落としかける。そこへ救出に入ったのは吉光だった。
吉光を遣わしたのは、エディと親交があったリディア。彼女は一国の首相として、卍党を率いる吉光と手を組み、一八の支配に立ち向かうための戦力を集めていた。こうしてエディを引き入れ、ラースや仁とも協力関係を結ぶことになった。
エディとリディアは各々、一八率いるG社の侵攻を食い止めていく。特にリディアは、一八本人が現れたニューヨークの解放に成功したが、それは匿名の情報が手伝ってのことだった。
2.麗奈の動き

リディアに協力してG社の機密情報を渡した麗奈は、リディアに送られた平八からの手紙も知っているという。
お互いに何者かを探るべく拳を交えると、突如として鉄拳僧と名乗る格闘家が空から降ってきたのだ。彼らはリディアの腕を見込んで、自分たちに力を貸すよう求めた。
鉄拳僧を知っていた麗奈としても、彼らは平八の捜索を阻む謎の勢力であるため、リディアに接触を依頼する。麗奈から受けた情報の対価として、あるいは鉄拳僧をも味方につけるためか、リディアは頼みを引き受けた。
3.三島流の使い手「鉄拳僧」

おなじみ三島流の歴史は数百年にも及ぶ。その継承者争いに敗れ、密かに武を磨いていたのが「鉄拳僧」だ。
彼らにとって、現世で幅を利かせる三島家は邪魔な存在であり、自分たちが真の三島流だと示そうとしていた。そのためには、200年に一度の隕石を破壊するという星砕きの試練を乗り越え、最終奥義を復活させねばならない。
リディアはそんな鉄拳僧に受け入れられ、エディや吉光とともに”あの男”との出会いを果たす…
4.三島平八 復活

マグマに落とされた平八は、間一髪で鉄拳僧に助けられ、彼らのもとで鍛練を積んでいた。
両者は三島流をめぐって敵対するはずだが、平八は記憶喪失になっており、物腰の柔らかい修行僧に一変していた。その平八を「星砕きの試練」に利用し、最終奥義を得ることが鉄拳僧の狙いである。
平八が挑む試練は数日後に迫っており、稽古相手を務めるためにリディアは招かれたのだ。平八は稽古を通じて心・技・体を磨いていくが、記憶を失ったために心が安定していなかった。
心の安定を図るため、平八は自分の闇と向き合う。それは、かつて世界を巻き込んだ親子喧嘩、あの記憶を呼び覚ますことに他ならなかった。平八は記憶を取り戻しかけるも、まだ純粋な鉄拳僧として試練当日を迎えた。
そして、落ちてきた隕石に渾身のぱちきを叩き込んだ衝撃で…

完全に記憶を取り戻し、恐れられていた鉄拳王が復活を遂げた。試練を経て最終奥義・武の境地を体得した平八は、命の恩人である鉄拳僧やリディアたちを蹴散らす。そして、
「あやつの血が目覚めれば、すべてワシの計画通りじゃ!」
隠し子の麗奈が秘めていたデビルの血。これに平八復活が結びつくことで、争いの火種が再び生まれてしまうのか……
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