鉄拳8ベータ版

製品情報

 

 最終更新日: 2024年01月24日

【鉄拳8】CBT(ベータ)の感想を率直に|鉄拳コラム

鉄拳8のクローズドベータテスト(CBT)に参加した感想・レビューをまとめています。ランクマッチやバトルシステムなどの良い点・思うところを書いているので、製品版に向けての参考にしてみてください。

鉄拳8のCBTに参加しました

鉄拳8 CBT クローズドベータテスト

2023年10月、鉄拳8のクローズドベータテスト(CBT)にPS5で参加しました。鉄拳7で使い込んだアリサ州光がいないので、少し使い込んだリロイをメインに。その感想を率直にまとめてみました。

ランクマッチの感想

ランクマッチ(+クイックマッチ)は7よりも快適でした。鉄拳のメインコンテンツなだけに、遊びやすくなって嬉しいです。

マッチング中も機能が豊富

鉄拳8 マッチング トレモ
▲マッチング中のオプション

 

マッチング中にキャラを動かせるのは過去作と同じですが、8ではマッチング中でもオプションが充実しています。自キャラの状態CPUの行動など、プラクティス(トレモ)並に詳細なオプションを設定できます。CPUキャラやステージも選択可能です。

クロスプレイも問題なし

鉄拳8 クロスプレイ

鉄拳8はクロスプレイ対応で、PS5×Steamのように異なる機種でもマッチングができます。ネットワークの問題は感じないので、純粋にマッチングが増えるのは大きなメリットです。極端な過疎もなくなるでしょう。

リマッチの速さ◎

鉄拳8 リマッチ

試合が終わったら、勝敗に関わらず勝利ポーズはスキップでき、お互いに「再戦する」を押したらすぐに次の試合が開始されます。リマッチ時は”GET READY FOR…”の画面を挟まないので、かなりスムーズで感動しました。

2先には賛否

鉄拳8 2先

8のランクマッチは2本先取制(2先)です。3ラウンド制の試合を2本取ったら、対戦が終わってマッチング検索に戻ります。無制限に対戦できるシステムから一変しましたが、これには賛否が分かれており、筆者の中でも賛否両論です。

2先について、公式動画(1:18:30~)では「ランキングを公平に」という説明がありました。確かに勝てる相手とやり続けるよりも、多くの相手に勝ち続けたほうが段位の説得力はあります。しかし、同じ相手とやり続けて読み合いが深まるのも楽しい部分でした。

とはいえ、鉄拳の大会は2,3先がメジャーですし、3ラウンドを1本やれば相手の癖も分からなくはありません。無限に続くと辞め時を見失い、夜更かしすることもあったので個人的には賛成寄りです。

バトル・キャラクターの感想

バトルシステムには新要素もありますが、7との大きな違いはない印象です。キャラバランスも含めて、まだ改良があるかもしれません。

分かりやすく強いヒートシステム

リロイ ヒート発動

新要素のヒートシステムは想像通り、明確に強い攻撃システムです。一八ポールなど、中・下段の二択が強いキャラは特に厄介でした。どのキャラでも1コマンドで強気に攻められる点は、初心者にも分かりやすいかと思います。

アーケードクエストやプラクティスの充実もあって、7よりはバトルを学びやすそうです。

ヒート以外は鉄拳7に近い感覚

鉄拳8 小技

ヒート関連技が強いとはいえ、大技に頼りすぎると簡単に避けられ、逆に手痛いダメージを受けてしまいます。それなら小技を増やしたり守りを固めたりと、いつもの細かい鉄拳に戻ってきます。

「じゃあ鉄拳7と変わらない」と言うと退屈に聞こえますが、あまり変わると「これは鉄拳なのか?」と思いますし、ヒートシステムだけでも十分面白い改革です。また、回復可能ゲージや基本技の弱体化など、細かい変化も多数見られました。

キャラバランスは怪しい?

鉄拳8 奈落 一八
▲お馴染みの「奈落」

 

各キャラのパワーバランス(フレームやダメージなど)は大いに調整されるでしょうが、攻めの強さには差を感じます。上記で挙げた一八ポールなどは、ヒートも相まって、ダメージの高い中・下段の二択が相当強いです。

あとは手数の多いファランに加え、攻守に長けたフェンブライアンなどもパワーがあります。誰かが極端に弱いというより、ここで挙げたキャラが一際強いイメージです。

しかし、ベータ版における個人の感想でしかないので、現時点のバランスはどうでもいいでしょう。

ラウンジの感想

ランクマッチだけでなく、新モードのファイトラウンジも良い雰囲気でした。まだベータで機能は少なかったので、製品版が楽しみです。

ゲーセン風の施設で交流

鉄拳ファイトラウンジ バトルエリア

ラウンジでは自分のアバターを操作し、さまざまな施設に行けます。その中のバトルエリアは、アーケード風の筐体で対戦できるエリアです。グループになって対戦したり、他のバトルを観戦したりもできます。

ここで対戦経験を積めるのはもちろん、他プレイヤーとの交流も深まりそうなのがランクマッチとの違いです。CBTの時点でフレンド機能もあったり、プロプレイヤーを中心に対戦会が行われたり、ソロプレイでも賑やかな空気を味わえました。

練習が捗りそうな機能が豊富

鉄拳8 ゴースト 対戦

筐体でなくても、他のアバターに近づくと、その人の戦い方を記録したゴーストと対戦したりもできます。その場でオンライン対戦を始められる「どこでもマッチング」も便利です。製品版ではプラクティス(鉄拳道場)もラウンジに配置されます。

淡々とバトルをこなすのが基本だった7に比べると、ソロプレイの内容は段違いです。カスタマイズボールモード(鉄拳3のアレ)もラウンジに集うので、1人でも退屈しないでしょう。

【まとめ】やり込みたいと思える内容でした

鉄拳8 プロフィール

筆者は鉄拳が大好きなので贔屓目はありますが、それでもランクマッチの快適さソロプレイの充実ぶりを体験して、ぜひ鉄拳8もやり込みたいと思いました。パワーバランスについては、まだキャラが出揃ってもいないので今後に期待します。

細かい部分では、全キャラの新規ボイスや掛け合いの多さ、ステージの作り込みやBGMなども力が入っていると感じます。ここから製品版がどう仕上がるのか、楽しみで仕方ありません。

鉄拳8の製品情報

鉄拳8 発売日 2024年1月26日
発売日2024年1月26日
ジャンル対戦型格闘ゲーム(3D)
対応機種PS5Xbox Series X|SPC(Steam)
販売元バンダイナムコエンターテインメント
公式サイトhttps://tk8.tekken-official.jp/

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