鉄拳8の上段・中段・下段など、攻撃の判定をまとめています。攻撃の使い分けや投げ技なども解説しているので、初心者の方はぜひ参考にしてみてください。
打撃技の判定
技数の多い鉄拳ですが、その種類は5つのみに分けられます。基本的な上段・中段・下段と、あまり使わない特殊中段/下段、そしてガード不能技。それぞれの性能を動画付きでまとめています。
上段
キャラの頭部に当たる技は上段、プラクティスでは”HIGH”という判定表示が出ます。
攻撃においてはジャブやハイキックなど、発生が早くガードされても不利が少ない、便利な技が多い傾向にあります。
逆に防御では(後ろ入力)で立ちガードができ、しゃがみで回避が可能。回避すると隙ができるので、ガードではなくしゃがみたい場面が多いです。
中段
キャラの腹部に当たる技は中段、プラクティスでは”MIDDLE”という判定表示が出ます。
攻撃では左アッパーやフロントキックなど、上段より発生は遅いですが、早めの打撃が多いです。また右アッパーやライトゥーなど、コンボ始動の大技もここに含まれます。
防御では(後ろ入力)で立ちガードができ、しゃがみでは回避できません。上段よりも避けられるリスクが低いので、主力技になることが多いです。そのぶん、コンボ始動のような大技はガード時の不利も大きいことがほとんど。
下段
キャラの足元に当たる技は下段、プラクティスでは”LOW”という判定表示が出ます。
攻撃では上段・中段よりも発生は遅めですが、立っている相手には確定ヒットする、重要なダメージ源です。そのぶん、ガードされるとほぼ確実に反撃されます。
防御ではかでしゃがみガードができ、下段に合わせてを押すと下段捌きができます。また、ジャンプステータスの技で避けることもできます。いずれにせよ立っていると食らうので、しゃがみにヒットする中段と二択になるのが基本です。
特殊中段・特殊下段
特殊中段と特殊下段(特中・特下)は、立ちガードもしゃがみガードもできる例外の技。特殊中段は”S.MID”、特殊下段は”S.LOW”という判定表示が出ます。
特下は下段捌きが可能ですが、特中は捌けないのが唯一の違いです。しゃがみパンチに代表される特下は捌けるので、覚えておくと役立ちます。
特中・特下の技は少なく、立ちでもしゃがみでも防げて読み合いがないので、あまり覚えなくてOK
ガード不能
その名の通り、ガードでも防げない技のこと。プラクティスでは”!”という判定表示が出ます。
全キャラが持つ通称「ガー不」ですが、大抵の技は発生が遅すぎるので、あまり実用性がありません。ただし、吉光のように比較的早いガー不を使うキャラもおり、大きな個性と言えます。
投げ技の種類
▲右投げと両手投げ
相手を掴み、固有のモーションでダメージを与える技。ほぼ全ての投げが上段です。
ガードはできず、掴まれた側は正しいボタンを押すと投げ抜けが成立し、投げを回避できます。一部のキャラには、しゃがむ相手を掴むしゃがみ投げ(下段投げ)も持ちますが、あまり使われません。また、キングのみダウン中の相手を掴む技を持ちます。
当て身・返し技
▲準の当て身と、当て身成功時の自動反撃
攻撃ではありませんが、一部のキャラは打撃を受け流したり、自動で反撃したりする当て身(返し技)を持ちます。相手の攻撃にタイミング良く合わせると発動します。
【まとめ】上・中・下段の使い方を覚えたい
◆上段:発生が特に早いジャブに代表される便利な技。ガードでも反撃されない技が多いが、しゃがみで避けられる
◆中段:しゃがんでも避けられないリスク低めな技。小技は便利だが、コンボ始動のような大技はガード時に反撃を受けやすい
◆下段:立っている相手に確定ヒットする技。大きなダメージ源だが、しゃがみガード時にほぼ確定で反撃を受ける
上段は特に発生が早いため、自分から攻めに行く手段はもちろん、ガード時の反撃や守りからの切り返しに使うことも多いです。ただし、上段はしゃがみで避けられるため、中段を交えると安定して攻められます。
相手に中段を意識させることで、立ちガードの相手にヒットする下段が活きるので、この中・下の二択がメジャーな攻め方です。また、ガードされても有利な強い上段もあり、これをしゃがんで避ける相手には中段を狙う、という上・中の二択もあります。
一部のキャラは投げ技やガード不能技も使えますが、まずは上・中・下段をバランス良く使うのが重要。技の性能はキャラにもよりますが、基本は早い上段で牽制しつつ、中・下の二択で攻めに行きましょう。
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